2010年09月09日

「吉原炎上」

「吉原炎上」(斎藤真一 文春文庫)

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何とも古い本が回ってきた。

作画家でもある著者の絵がたくさん収録されているのだが、これがかなり怖い・・・。

20年以上前に名取裕子、根津甚八らのキャストで映画化されているが、根津甚八が俳優を辞めたというニュースを聞いた。

前の事故なんかで休業してるのかと思ったら、その後も精神的に参ってしまったようだ。

今後は制作の側で頑張って欲しい。


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「深川恋物語」

「深川恋物語」(宇江佐真里 集英社文庫)

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初めて読んだ作家だったが、江戸人情物の短編集で、結構泣かせてくれた。

大人の時代劇。



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「さまよう刃」

「さまよう刃」(東野圭吾 角川文庫)

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話題の東野圭吾を初めて読んだ。

最初の数ページで物語が読めてしまうのだが、現代社会の抱える問題点と正義、復讐の気持ちなど、次々と読者に考えさせ、長編だがあっという間に読んでしまった。

日本への旅行中にも何冊か本を読んだ。



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「あやし」

「あやし」(宮部みゆき 角川ホラー文庫)

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宮部みゆきの時代劇ホラー。

短編集なのだが、それぞれ読み応えがあった。


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2010年04月28日

「サバイバル時代の海外旅行術」

「サバイバル時代の海外旅行術」(高城剛 光文社新書)

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エリカ様との離婚騒動でちょうど朝のニュースに出ていたが、どうしてこの人があんなプッツン女優と一緒になったのかがよくわからない・・・。

さてこの本はまさに「目から鱗」的な、旅の作り方を教えてくれる。

日本人の海外旅行者数がなかなか伸びないのは、日本の旅行ガイドブックが原因と、バッサリ切り捨てているが、他の国のガイドや旅行者からは「(ブランド品の)カタログ」と言われている日本のガイドブックを捨て、旅の本当の目的を達成しようとする人にはとてもためになる本だと思う。

実際「広告が絡む日本の旅行ガイドには本当に必要な情報は載っていない」と切り捨てているのだが、全く同感。

まあハワイ旅行くらいでは、既に海外旅行と言う感覚さえ感じないで行動することも可能だが、今後旅のランクを(ホテルや食事のランクではない)上げたい人には必読の書かも知れない。

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「はやぶさ新八御用帳・一:大奥の恋人」

「はやぶさ新八御用帳・一:大奥の恋人」(平岩弓枝 講談社文庫)

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江戸ミステリー。

これも続編があるようなので読んでみたい。

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「コンセント」

「コンセント」(田口 ランディ 幻冬舎文庫)

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映画化もされているようで、とても面白かった。

作品中にも指摘があるのだが、「コンセント」と言うのは和製英語(和訳英語?)で、本当は差し込む方を「プラグ」、壁の穴の事は「(エレクトリック)アウトレット」と言う。



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2010年01月11日

「天地人」

「天地人」(火坂雅志 NHK出版)

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言わずと知れた、昨年のNHK大河ドラマの原作である。

「愛」の字が前立てに付いた兜を被っていた事で知られる戦国武将、直江兼続の生涯を描いた作品。

元々上杉謙信が好きだった私は、その弟子の兼続にも興味があったが、戦国武将の中では比較的地味な存在だっただけに今まで知らないことが多かった。

日本では子役が大変な人気になったそうだが、私もハワイで数ヶ月遅れで大河ドラマを見ていた。

原作に比べてテレビになるとやはり少し穏やかになってしまうが、テレビと平行して読んでいたので、その違いがよくわかって面白かった。

  
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「魔天忍法帖」

「魔天忍法帖」(山田風太郎 徳間文庫)

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山田風太郎は1922年の生まれで、この小説は1980年に初版が発行された。

最初は忍者が主役の普通の歴史小説だと思っていたが、読み進めるとこれはなんと長編歴史SF小説だった!

しかもかなり大人向け。

関ヶ原の合戦など、実際に起きた事が出てくるのだが、登場人物の役割が全然違う。

歴史を知っている人ほど面白いのではないだろうか。

  
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「グラスホッパー」

「グラスホッパー」(伊坂幸太郎 角川文庫)

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3人の全く性格の違う主人公が複雑に交差していく「殺し屋」小説。

2009年は伊坂幸太郎を随分読んだが、発想もテンポも良く、かなり引き込まれた。

  
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「チルドレン」

「チルドレン」(伊坂幸太郎 講談社文庫)

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独特の世界観を持つ男「陣内」と、その周りに起きる事件についての話だが、短編のそれぞれが微妙に絡まりあう連作にもなっている。

 
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「死神の精度」

「死神の精度」(伊坂幸太郎 文春文庫)

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「精度」と言うより、死神の「制度」と言う感じの内容で、死神の世界から見た人間界の都合を皮肉った感じの短編集。

2008年には日本で映画化もされているようだ。  

  
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「誘拐ツアー」

「誘拐ツアー」(宗田理 角川文庫)

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前回に続き、今回も「読書」のカテゴリーを作った。

前回のはこちら←

昨年もツアーの休憩時間などに本を読む事が多かったので、読んだ本をご紹介したい。

基本的にお客さんや友人から頂く本がほとんどで、ジャンルも様々。

あくまで個人的な批評だが、ご意見ありましたらコメントください。


さてこの「誘拐ツアー」は、落ち目の商店街で発生した誘拐事件を解決していくサスペンスだが、コメディー系のミステリーと言う方が良いかも知れない。

登場人物が多くてちょっと混乱したが、面白かった。

  
posted by じゅにーK at 10:59| Comment(2) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする